HOPE100セミナー参加しました 〜英語と、震災と〜
今日はHOPE100主催のセミナー、
2012年に英語を学ぼうと決めた人たちへ~時間のない社会人に知って欲しい今どきの英語学習法
に参加した。講師は英語学習の伝道師、@HAL_Jさんだ。
震災・英語、一見関連のない2つのテーマを通じて感じたことが3つある。
1.震災に対して出来ることって、まだまだあるよね
2.フォロワーシップってあるよね
3.ツールとしての英語を活かそう
これらについて、順に書き留めてみたい。
1.震災に対して出来ることって、まだまだあるよね
今回のセミナー、HOPE100という
「セミナーを通じて東日本大震災チャリティーをおこなう、ボランディアプロジェクト」
が主催の、「英語学習」をテーマとしたセミナーだ。
一見直接的には無関係な2つのキーワードが、このセミナーでは納得の融合を果たしていた。
鬼講師の@HAL_Jさんはなんと、講義の中でグループディスカッションの時間を用意していた。
ここでは受講者たちが5~6人ずつグループを作り、
「東日本大震災に関係したテーマ」について「英語【で】」話し合う… この企画が俊逸!
受講者は
(1)英語学習について興味があって来た者
(2)ボランティア関係で興味やつながりがあって来た者
のいずれかなのだが、その両者に「もうひとつの気づき」を与えるものとなった。
僕の場合は(1)に該当するのだが、「震災についてまだまだ、自分がやれる(やるべき)事ってある」
という気持ちが湧いてきた。
僕達にできること、大から小まで、まだまだたくさんありますよ!
2.フォロワーシップってあるよね
リーダーシップって、大事。
セミナーの主催者側の方々は、優れたリーダーシップの持ち主であり、それをいかんなく発揮している。
英語の習得の必要性を説き、習得までの道標を示す人。
震災復興に多大なる協力・啓蒙をおこなっている人。彼らは皆パワフルだ。
ただ優れたリーダーを前に「僕にはそこまでの事はできない」と凹んでしまうのはもったいない。
彼らの活動に共感や賛意を覚えたら、
フォロワーとして「自分の出来る範囲の協力」をしてみたらいいと思う。間接的な協力だっていい。
僕の場合はプリンター業界に籍を置いているので、
ボランティア関係のイベントで使う印刷物の出力を手伝える。
もっといえば、例えばtwitterで賛意を示す・告知をリツイートする、
それだけでもリーダー達をうしろから支える力になる。
一番良くないのは沈黙していること。
「自分の言いたいことは、他人が既に言っている。だからいいや」は、そこに居ない人・はしごを外す人と同じである。
今、ソーシャルネット・ソーシャルメディアで世の皆と平等に繋がることが出来る時代だからこそ、
「声を上げる」というとても簡単な方法で、世の中に対して「働きかけ」が出来る。
英語学習同様にボランティアも、ほんのちょっとの勇気・背伸び・手間の積み重ねが、
自分や周りに大きな力となっていく。
自分がリーダーではない場合、自分の出来る範囲でフォロワーシップを発揮してみませんか?
3.ツールとしての英語を活かそう
日本人全員が英語を修得する必要は、ない。でも、英語が出来れば「出来ることが広がる」。
そう考えて英語を勉強している人には「今できること」がある。それは「英語での情報発信」。
このことを今回のセミナーで教えてもらった。
エジプトの民主化は、Facebookによって世界の人々に現場の状況が伝わった。
もし我々がエジプト政府の発表だけを受け取っていたら、どうなっていたか。
同じことは日本についても言える。
我々一般の人間がもっと世界に向けて情報発信出来る、しないといけない。
まさに「英語を学ぶ」ではなく「英語【で】何をするか」です。
こういう目的意識を持ったら、英語学習のモチベーションも上がると思います。
今後「世界に向けての情報発信」についての企画が動き出すそうです
(今後ハッシュタグ「#311fromjapan」に注目! 詳細は後日正式発表とのこと)。
是非、英語学習を兼ねて 自分の出来ることを少しずつやってみませんか?
4.謝辞
本セミナーの開催側関係者全ての方に、感謝します。
セミナー受講料2000円は全額、東日本大震災のボランティア活動に寄付される。
つまり講師・スタッフ・会場提供、全てがボランティアなのだ。
このような機会、そして僕という人間に影響を与えてくれて、ありがとうございました。
今後も今回のセミナー・懇親会で知り合えた皆さんと、何らかの形で繋がり続け、
少しでも日本という国をより明るくしていきたいと思います。
5.参考URL
講師 @HAL_Jさんの英語学習法Blog「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」
http://wisdomofcrowdsjp.wordpress.com/sitemap/english/
(同名の書籍が、ディスカバー21より発売中。 )
東日本大震災チャリティーセミナープロジェクト「HOPE100」
助け合いジャパン